• 医師募集
  • 看護師募集
  • その他職員募集

手術患者における静脈血栓症の予防行為実施率

更新日: 2017年8月19日


指標の説明・意義


 静脈血栓塞栓症とは、長時間同じ姿勢、体位でいると下肢静脈の血液の流れが悪くなり、血管の中にできた血液の固まり(血栓)が体の深い場所の太い静脈や肺動脈に詰まらせた(塞栓)状態のことです。長時間飛行機に乗った時にみられるエコノミークラス症候群としても知られています。時に生命を脅かす危険性があり、予防が重要となります。予防法には、弾性ストッキング、間歇的空気圧迫法、薬物療法などがあり、個々の患者さんの全身状態と手術侵襲の程度により、これらを組み合わせて予防します。また、手術後の早期離床も、静脈血栓症の発症予防のために重要となります。


指標の種類


プロセス指標


定義


分子 :肺血栓塞栓症予防管理料算定患者数
分母 :全身麻酔・脊椎麻酔の手術患者数


グラフ