手術患者における静脈血栓症の予防行為実施率
更新日: 2017年8月19日
指標の説明・意義
静脈血栓塞栓症とは、長時間同じ姿勢、体位でいると下肢静脈の血液の流れが悪くなり、血管の中にできた血液の固まり(血栓)が体の深い場所の太い静脈や肺動脈に詰まらせた(塞栓)状態のことです。長時間飛行機に乗った時にみられるエコノミークラス症候群としても知られています。時に生命を脅かす危険性があり、予防が重要となります。予防法には、弾性ストッキング、間歇的空気圧迫法、薬物療法などがあり、個々の患者さんの全身状態と手術侵襲の程度により、これらを組み合わせて予防します。また、手術後の早期離床も、静脈血栓症の発症予防のために重要となります。
指標の種類
プロセス指標
定義
分子 :肺血栓塞栓症予防管理料算定患者数
分母 :全身麻酔・脊椎麻酔の手術患者数
グラフ
- 死亡退院患者率
- 退院後2週間以内の退院サマリー記載率
- 紹介率
- 逆紹介率
- 救急車受け入れ件数
- 剖検件数
- 退院後3日以内の再入院率
- 脳卒中地域連携パス使用件数
- 人間ドック等受診者数
- 入院患者の疾病件数
- 手術件数
- インシデント・アクシデント発生率
- 入院患者の転倒・転落発生率
- 転倒・転落発生者における損傷2レベル以上の転倒転落発生率
- 転倒・転落発生者における損傷4レベル以上の転倒転落発生率
- 褥瘡有病率
- 褥瘡推定発生率
- 褥瘡発生率
- 身体抑制実施率
- 身体抑制患者における療養病棟での抑制解除率
- 手術患者における静脈血栓症の予防行為実施率
- NST検討実施率
- 特別食比率
- 準清潔手術が施行された患者に対する手術部位感染の発生率
- 準清潔手術が施行された患者に対するSSI予防のための抗菌薬4日以内の中止率
- 尿道留置カテーテル使用率
- フットケア実施件数
- 糖尿病透析予防指導率