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検査の説明

更新日: 2019年4月1日


グリコアルブミン検査について


目的


 平均血糖値を表す指標です。一回の血糖値検査だけでは見落とされるような高血糖を早期発見することや、すでに糖尿病と診断されている場合での血糖コントロール状況を知ることができます。現在日本における糖尿病患者は、予備群も含めると2千万人超といわれており、これらの早期発見を目的として日本赤十字社の献血協力者に糖尿病関連検査としてこのグリコアルブミン検査が採用されています。


方法


 血液検査で測定します。一般の血液検査の残りの血清から測定できるので追加採血は不要です。(料金は有料ですので、詳細は問い合わせ下さい。)


検査でわかること


過去2週間の平均の血糖値を示します。同じ血糖平均値の指標であるHbA1cのおよそ3倍の値をとりますが(HbA1cが6.0%ならグリコアルブミンは18.0%)、HbA1cよりも食後血糖をよく反映すると言われており、HbA1cに比べて高い場合は食後高血糖があるかどうかがわかります。また貧血、ヘモグロビン異常、肝・腎疾患がある場合はHbA1cが実際より低値になるため、HbA1cよりも優れた平均血糖値の指標となります。


どのような人にすすめられるか


HbA1cが正常で糖尿病ではない人では、食後高血糖や境界型を指摘されたことがある方、貧血がある方、妊娠を計画している女性(HbA1cよりも妊娠中の血糖の指標として推奨される)。
糖尿病のある人では、食後高血糖の推定や食後血糖改善薬治療中の方。


検査結果の判定


15.6%未満 15.6~16.5% 16.5~18.3% 18.3%以上
正常 正常高値域 境界域 糖尿病域

*肥満があるとグリコアルブミンは実際より低値となります。肥満者ではグリコアルブミンが正常でも糖尿病を否定できません。


異常と言われたら


食後1~2時間後の尿検査や血糖値検査、糖負荷検査による精密検査が勧められます。


空腹時血糖値区分変更について


平成20年7月に日本糖尿病学会の糖尿病診断基準が変更された事に伴い、当院の人間ドックの判定区分を以下のとおり変更します。
また、空腹時血糖値の判定の解釈にご活用いただきたいと考え、本院の人間ドック受診者の空腹時血糖値と5年後の糖尿病発症の関係をお示ししました。ご活用ください。


空腹時血糖値区分の変更
空腹時血糖値の解釈について


糖負荷検査とは


空腹時の血糖値とともに、一定量(75g)のブドウ糖水溶液を飲み、その結果、血糖値がどのように推移するかをみて、より正しい判定をしようというのがブドウ糖負荷試験(GTT)です。



インスリン(IRI)検査とは


血糖を下げる働きをするインスリンというホルモンを測定します。インスリン分泌能力やインスリンの感受性を評価することができます。



頚動脈超音波検査とは


のどの横にある左右の頚(けい)動脈は、心臓から脳へつながる主要血管です。頚動脈に超音波エコーを当てて血管の壁の厚み(IMT)を調べると、全身の動脈硬化の進行程度を推測できます。“動脈硬化の窓”ともいえ、全身の動脈硬化病変の進行度の評価法として最も信頼性の高い検査です。



内臓脂肪面積測定とは


CTスキャンによって内臓脂肪と皮下脂肪蓄積を定量的に評価する検査です。