病院長のご挨拶
更新日: 2026年4月1日
病院長のご挨拶
令和8年4月1日より、公立学校共済組合 北陸中央病院の病院長を拝命いたしました池渕 公博(いけぶち きみひろ)でございます。
私は平成元年に金沢大学医学部を卒業後、同大学整形外科に入局いたしました。関連病院での臨床研修を経て、脊椎グループにて臨床と研究に研鑽を積んでまいりました。その後、やわたメディカルセンターにて脊椎外科、スポーツ整形外科、関節リウマチ診療に従事し、金沢医科大学氷見市民病院では整形外科臨床准教授および副院長を務めました。当院赴任後は、整形外科部長、副院長として現場の指揮を執り、このたび清水名誉院長より大切なバトンを引き継ぐこととなりました。
北陸中央病院は、公立学校共済組合の直営病院として、北陸地方を中心とした教職員とそのご家族の健康維持・管理を担う一方、小矢部市唯一の公的病院として、地域医療の要(かなめ)となる役割を果たしてまいりました。
現在、医療界は物価高騰や人件費の増加、さらには人口減少と高齢化の加速により、極めて厳しい経営環境にあります。当院も例外ではなく、これまでの歩みを止めることなく持続可能な運営を続けていくためには、今まさに正念場を迎えていると認識しております。このような重責を担うことに身の引き締まる思いですが、これも大切なご縁と受け止め、病院の存続とさらなる発展のために全力を尽くす覚悟です。
私は、次の3つを柱とした経営ビジョンを掲げ、病院の未来を切り拓いてまいります。
1. 持続可能な経営基盤の再構築
診療体制の最適化や医療DXによる業務改善、適正なコスト管理を進めます。単なる「守り」に留まらず、必要な投資を見極める“選択と集中”を行い、健全な経営を実現します。
2. 地域ニーズに応える医療機能の強化
高齢者救急から回復期への連携を強化し、地域の医療機関や介護施設との協働を広げます。地域に真に必要とされる医療を見極め、時代に合わせて柔軟に進化し続けます。
3. 働きやすく誇りを持てる職場づくり
職員の声を反映した組織運営と教育体制を整え、風通しの良い職場文化を醸成します。「ここで働きたい」と思える環境こそが、患者さんへの質の高い医療提供の原動力になると信じています。
当院は、安全・安心な医療、人権の尊重、地域医療への貢献など、6つの基本方針を掲げております。地域の皆様が気軽に受診できる「敷居の低い病院」であり続けながら、組合員の皆様、そして地域の皆様とともに歩み、変化を恐れず進化する病院でありたいと考えております。
今後とも北陸中央病院への温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。






