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薬剤科について

一般社団法人 日本医療薬学会 認定薬剤師制度研修施設



令和2年度 薬剤師のVISION
・ 病院経営への貢献
・ 医療安全への貢献

令和2年の年間目標
・ 医薬品安全使用への貢献
・ 他部署との連携強化
・ 薬剤師のレベルアップ


所属職員について

常勤薬剤師   6名
非常勤薬剤師  1名
調剤技能補助者 1名

実 績(2019年度)

院外処方箋発行率 97.0%
高カロリー輸液無菌調製件数 42件/月
抗がん剤無菌調製件数 23件/月
薬剤管理指導件数 319件/月
持参薬鑑別件数 157件/月

資格取得一覧

日本医療薬学会 指導薬剤師 1名
日本医療薬学会 認定薬剤師 1名
日本病院薬剤師会 日病薬認定指導薬剤師 1名
日本病院薬剤師会 生涯研修履修5年継続認定薬剤師 2名
日本病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師 2名
日本医療情報学会 医療情報技師 1名
日本糖尿病療養指導士 1名
ICD 1名

調剤

 医師が発行した処方箋に基づき、内服薬・外用薬の処方監査・調剤を行っています。電子カルテから薬剤科内の調剤支援システムに送られた処方箋に基づき、調剤を行います。高齢な患者さんが多いこと、調剤過誤防止という観点から、できるだけ一包化調剤を行うようにしています。





 複数の診療科から出された内服薬や注射薬との重複・用量・用法・飲み合わせ等を薬剤師がチェックし、疑問があれば医師に問い合わせます。注射薬の調剤は患者さん一人ひとりの注射箋に基づき、安全性を確認したのちに、個人カートに入れて病棟に払い出します。点滴速度・用量・注射方法・配合変化等をチェックしています。複数の薬剤師が処方箋をチェックし調剤することによって、患者さんの健康の回復に貢献しています。


製剤


 治療によっては、市販されていない特殊なお薬を必要とする場合があります。その際には、院内の倫理委員会で検討し、安全性が確認されたものだけを院内製剤として使用します。



高カロリー輸液の無菌調製


TPNは高カロリー輸液とも呼ばれ、高濃度の栄養輸液を中心静脈から投与することで、エネルギーをはじめ、からだに必要な栄養素を補給することができます。栄養状態の悪い患者さんや、長期間(1週間以上)経口摂取ができない患者さんに用いられます。通常は、糖質、アミノ酸、脂質、電解質(Na, K, Cl, Mg, Ca, P)、微量元素およびビタミンの1日必要量を中心静脈から24時間かけて投与します。また、TPN製剤をクリーンルームという無菌室内で他の注射剤と混合する無菌調製を行なっています。(これも、院内感染を予防する手段の一つです。)


化学療法における注射剤の無菌的調製


 当院では、薬剤師が外来化学療法室や病棟と連携しながら、抗腫瘍薬の外来および入院患者さん向けの無菌的調製を行なっています。調製に際して、薬の量、投与間隔、副作用等をチェックし、医療安全と質の向上に努めています。


医薬品安全管理


 「安全で質の高い医療」を提供するためには「安全で質の高いお薬」を使う必要があり、医薬品の適正な在庫管理と医薬品を安全に使用するための薬剤情報システムの管理を行っています。
 また、麻薬や毒薬、向精神薬等の厳重な取り扱いをする必要がある薬については、日々の出納管理や専用金庫での保管管理を行っています。特定生物由来製品というヒト由来の成分を原料とする薬については、副作用や感染症といった保健衛生上の危害発生や拡大防止の措置として、投与した薬のロット番号等の記録を永久保存管理しています。さらに、中毒の治療に用いる解毒剤の備蓄を行っています。

医薬品情報管理

 お薬には必ず有益な作用(治療効果)と有害な作用(副作用)があります。有益な作用だけが現れてくるとは限りませんので、特に新しいお薬が発売された後はさらに、原則として6年間の有害な作用(副作用)の調査が義務付けられており、患者さんの安全性確保に向けて努力しています。
 そういったお薬に関する色々な情報を集め、整理・評価し、保管して、お薬が有効かつ安全に使われるように、随時、医師や看護師等の医療関係者へ情報を提供しています。
※また、保険薬局において緊急性を要しない疑義は院外処方箋の連絡欄に記載していただき、トレーシングレポートとして薬剤科にFax送信していただいています。保険薬局で患者さんの臨床検査値を参照することで、薬物療法の有効性や安全性が担保され、地域保険薬局との連携強化にも繋がるものと考えます。


血中濃度の解析


 血中濃度とは、採血されたわずかな血液から、服用されたお薬がどれくらい体の中に残っているのかを調べる方法の一つです。お薬は少量では効き目が弱く、増量すると効き目は強くなるのが一般的ですが、副作用も発現しやすくなります。特にお薬が安全に効く量(有効な血中濃度)の範囲が狭いものは、注意が必要です。また、患者さんにも個人差があり同じ量のお薬を服用しても同じ血中濃度とはなりません。お薬による中毒発現を避けながら効率よく有効性を発揮させるために、患者さん自身の血中濃度を測定し、文献等から得られる情報を基に解析して、お薬の量や飲み方を調整できるよう医師等と連絡を取り合っています。

地域連携指導管理

 高齢化の進展に伴い、地域における医療・介護連携の重要性が増し、地域包括ケアシステムの構築が推進されています。入院から退院、在宅へ至るまで、より安全な薬物療法が提供できるよう情報提供、情報共有に日々取り組んでいます。
 その対策の一環として、服薬情報提供書(トレーシングレポート)、自己注射・吸入チェックシートを作成し、保険薬局と連携した取り組みも積極的に行っています。

薬剤管理指導(服薬指導)


 入院中に「何のためにお薬を飲んでいるの?」、「このお薬はどんな効き目があるの?」と疑問を抱いたり、不安になった事はありませんか?私たち薬剤師は、患者さんのベッドサイドまで訪れ、お薬に関わる相談や説明・指導を行っています。また、患者さんに適した薬物治療が行えるよう、医師・看護師等に情報を提供しています。そして、安心して治療が受けられ、一日も早く元気に退院されることを願っています。


病棟薬剤業務


当院では全病棟に専任薬剤師を配置しています。
入院される患者さんが今までご家庭で使用されていたお薬は、入院時にすべて持参していただき、その内容(お薬の種類、規格・単位、用法・用量等)を確認しています。お薬の内容を確認することは、入院されて治療を進めていく中で一緒に使用してはいけないお薬や一時的に休まなければならないお薬、また当院で扱っていない薬の場合はその代わりとなるお薬を選ぶ際にも重要なことです。これらの確認が患者さんに安全な医療を提供することに繋がることと考えます。そこで当院では、より安全な医療を安心して受けていただくために、入院患者さんの持参薬については薬剤科においてその全てを確認しています。
また、入院中に処方されたお薬について、患者さんとの面談の際に、うまく使用されているか?効果は出ているか?副作用等困った事はないか?等をお聞きし、よりよい治療のためのお手伝いをしています。薬の効果とお名前については、何回もお聞きするかもしれませんが、ご容赦ください。


薬剤師外来


 薬剤師外来は、外来受診された患者さんの薬物療法の質と安全の向上を推進することを目的に開設されました。現在は、外来化学療法を実施している方、入院予定のある患者さんを中心にお薬の効果や服用(使用)方法、副作用や生活上の注意等の説明を行ったり、処方内容(投与量や相互作用等)を確認したりすることで、医薬品の適正使用と医療安全の向上をはかります。特に、手術や検査を受けられる前には一時使用を中止していただかないといけないお薬やサプリメントについて患者さんやご家族からお話を伺い、主治医による中止・休薬の判断を患者さんにお伝えしています。また、副作用に対する薬物療法について医師に提案を行い、副作用に伴う“つらさ”を軽減し、安心して薬物療法が続けていけるようQOL向上に尽力しています。


薬学生病院長期実務実習


 大学で学んできた知識・技能・態度を基に、臨床現場での実践的な対応能力を身につける参加・体験型の実習を行っています。大学-病院-保険薬局の連携を図り、一貫性を確保した実習に取り組んでいます。
将来、社会的ニーズに貢献できる薬剤師の育成にスタッフ一同、日々尽力しています。


糖尿病教室


 患者さんやご家族さんが糖尿病とその治療薬に対して理解を深め、糖尿病治療に対して前向きになっていただけるよう糖尿病教室を実施しています。


チーム医療活動


 患者さんが「安心・安全・快適・効果的」に治療を受けていただけるよう、医師・看護師等とチームを組み、「感染の予防」、「栄養状態の改善」、「医療安全対策」等について定期的に回診(訪問)をおこなっています。


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