外来の看護研究が論文掲載されました

平成29年から外来で実施した看護研究が日本老年医学会雑誌に掲載されました。
「インスリン使用中の高齢糖尿病者における注射手技の実態と療養指導の効果 」という題名で外来看護師6名、薬剤師1名、内科医師3名のチームで取り組んだ研究です。
糖尿病を持っていても健やかに長生きされる方が増えたとはいえ、薬の管理がおぼつかなくなる時期が誰しもいつかは訪れます。
高齢者が安全に治療を続けるために、看護師が行う外来での療養指導の効果がどれほどであったかを検証した内容です。
日本糖尿病協会平成 29 年度メディカ ルスタッフ育成研究助成 を受け、筆頭著者の石田看護師長、福田看護師が福岡の学会で発表しました。

当院は日本糖尿病学会認定教育施設として3名の研修指導医が勤務し、看護師や介護士、薬剤師、理学・作業療法士とともに糖尿病の教育研究に取り組んでいます。
糖尿病を持つ高齢者の生活全体を支えるという視点で日々患者さんに向き合っています。
高齢者の糖尿病に興味のあるメディカルスタッフ（看護師に限りません）の方はぜひご覧頂きご意見をください。

日本老年医学会雑誌 2020年57巻3号 p.282-290

第7回日本糖尿病療養指導学術集会 令和元年7月19-21日　福岡県開催