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病院長ご挨拶

更新日: 2018年10月1日


平成30年度下半期スタートのご挨拶


 平成30年はわが北陸地方に大雪の被害があったのですが、その事がずいぶんと昔の出来事に感じてしまうくらい、今年度上半期には全国各地で自然災害の猛威を受けました。私が思い出すだけでも、6月の大阪北部地震(震度6弱)、7月の西日本大規模豪雨、9月の北海道地震(震度7)、および台風21号による暴風雨などにより、直接の被害を受けた地域では、多くの死傷者を出し、今なお不便な避難所生活を強いられている人達が多くおられる様です。亡くなられた方々には心から哀悼の意を表すとともに、各被災地の1日も早い復興を祈っています。それらに比べれば、わが北陸地方は台風21号の通過地点になりましたが、特に大きな被害はなかった様であり、いつも感じているのですが、何年かに1度の雪害を除けば本当に住み良い地域であると思います。
 さて、4月から改定された診療報酬のもとで日常診療が始まって6ヶ月が経過しました。北陸中央病院でも、国の方針に従って少しずつですが在宅医療にも力を注いで来ました。たとえば身体が弱っていて月1回の外来通院さえも困難な患者さんに対しては、当院の医師から訪問診療の提案をさせて頂き、承諾された患者さんには、看護師と共にご自宅を訪問して診療、投薬、採血検査などを行っています。北陸中央病院のマンパワーの問題もあり、まだ多くの患者さんを対象としている訳ではありませんが、高齢者の多い地元住民のニーズに今後とも応えて行きたいと考えています。
 北陸中央病院における10月からの新しい人事としまして、2人の医師をお迎えする事になりました。ここで簡単に紹介させて頂きます。1人目は脳神経外科の二見一也Drです。これまで当院の脳神経外科は、金沢大学から週1回のパート医師による診療でしたが、10月からは二見Drが金沢大学脳神経外科の医局人事で常勤医として派遣される事になりました。脳外科医の常勤化により、脳神経疾患に関する患者さんはいつでも安心して当院に受診して頂けますので、ぜひご利用下さい。2人目は、整形外科の上島謙一Drです。これまで整形外科で1年半頑張ってくれた青木Drが金大整形外科の医局人事で、かみいち総合病院に異動され、代わりに上島Drが富山県立中央病院から当院に異動される事になりました。上島Drには上司の池渕Drと良いコンビを組んで、整形外科の分野において小矢部市民の皆さんにおおいに貢献してくれるものと期待しています。お二人の略歴については、後日広報誌にてご紹介させて頂きます。
 また10月から、当院の透析部門においては透析ユニットが2台増床される事になりました。これまで当院の透析部門では、満床のためにやむなく近隣の病院へ透析に行って頂いていた患者さんが数人いて大変に心苦しく思っていたので、それらの患者さんにとっては朗報になるかと思います。武藤Drを始めとした透析スタッフ達の協力と理解があって推進できた事業であり、この透析の増床も地元住民の皆さんに対して少し貢献できたのではないかと自負しています。
 「病児・病後児の保育事業」は、お蔭様で盛況であり、特に小矢部市の働く若いお母さん方から好評であり、子育て支援や就労支援にも繋がるため、若い世代の定住人口の安定化のためにも少しはお役に立てているのではないかと思っています。2020年4月には、北陸中央病院に隣接して統合保育園が開園される予定であり、それに伴ってこの「病児・病後児の保育事業」もさらに拡張して行きたいと考えていますので、安心してお気軽にご利用下さい。
 9/20には安倍氏が自民党総裁選で3選され、おそらくあと3年間、安倍一強独裁の政治が続くと思われます。大幅な金融緩和策で物価上昇を目指してきたアベノミクスですが、これからの3年でその集大成を迎えます。個人的には国民一人一人の所得が上昇して欲しいと願っています。また病院経営的には、ちょうど1年後に予定されている消費税増税が気になるところですが、それがあってもなくても当院は、地元住民の皆さんに対して安心・安全でなおかつ質の高い医療を提供していける病院であり続けたいと思います。そのために、これまで以上に敷居を低くし、来院しやすい病院にして、多くの住民や組合員の方々にこの病院をご利用して頂ける様に、スタッフ一同努力してまいります。また、小矢部市医師会の先生方ともこれまで以上にしっかりと信頼関係を築いて、今後とも北陸中央病院への患者さんのご紹介をお願いしたいと思います。
 それでは平成30年度下半期も、北陸中央病院をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

病院長  清 水 淳 三