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病院長 新年のご挨拶

更新日: 2020年1月1日


新年のご挨拶


 皆様、あけましておめでとうございます。令和になって初めてのお正月、いかがお過ごしでしょうか? このお正月を契機に、心を新たにリセットして、2020年をスタートさせたいと思います。今年の干支は子(ねずみ)で、再び新しい十二支のサイクルがスタートする年です。ねずみは「ねずみ算」という言葉がある様に、子供をどんどん産んで数を増やしていく事から、「子孫繁栄」の象徴ともされています。人口減少に歯止めがかからない日本の現状にストップをかける1年になってほしいと願わずにはいられません。また、2020年は東京で2回目のオリンピックが開催される、日本にとっては大きな節目となる年でもあります。自分は56年前の東京オリンピックをリアルタイムで経験しており、またあの様な感動を味わえる事ができるかと思うと、今から7月の開催日が待ち遠しい思いです。
 さて昨年は、吉野彰・旭化成名誉フェローがリチウムイオン電池の開発でノーベル化学賞を受賞し、明るい話題を提供してくれましたが、私にとってさらに明るい話題といえば、日本で開催されたラグビーW杯で「One Team」を掲げた日本チームが強豪国を破り、見事にベスト8に進出した事があげられます。ヘッドコーチやキャプテンを始めとした7か国の選手が、各人誇りを持って日本のために戦ってくれた事に対して深い感動を覚えました。
 その一方で、昨年もまた日本各地で様々な自然災害の猛威を受けましたが、とりわけ台風19号はわが北陸地方にも影響を及ぼし、多くの犠牲者や被災地の惨状を伝えるニュースを見て胸が痛みました。北陸新幹線の10車列がすっぽりと水没した映像は今でも鮮明に脳裏に焼き付いています。時間の経過とともに危機意識が希薄になりがちですが、北陸中央病院では災害に強い病院になるために、2年の年月をかけてBCP工事を進めており、今年はその工事も終わる予定となっています。人命を預かる病院として、しっかりと対応策を採っていきますので、どうか皆様にはご安心頂きたいと思います。
 北陸中央病院は昨年、お蔭様で7月頃までは患者数が順調に増加していましたが、8月以降は前年よりもわずかに患者数が減少した感じがしました。地域住民の皆さんが病気にならなかった結果であるのならそれで良いのですが、小矢部市の人口減少の影響を受けた結果であるのならば、小矢部市にとっても病院にとっても深刻な問題であり、対策を練らなければならないと思っています。もう既にご存知の通り、当院の敷地の一部とそれに隣接した場所に、今年4月に「小矢部市統合こども園」が開設される予定であり、その建物もほぼ完成しています。また北陸中央病院では小矢部市から委託された「病児・病後児の保育事業」も行っており、これらの事業は近い将来、小矢部市の小児医療の環境を大幅に改善させてくれるものと思います。若いお母さん方の子育て支援・就労支援、さらには小矢部市の若い世代の定住人口の安定化に少しでもお役に立ちたいと思っています。また4月からは、これまで週2回だけの診療でご不便をおかけしていた皮膚科が、金沢大学の協力により常勤化される予定です。皮膚疾患は高齢者だけでなく幼小児にも多く見られますので、地元住民の皆様へのサービス向上の一環となればうれしい限りです。
 地元住民への健康の啓発として、今年も恒例の「小矢部市民健康フォーラム」を3月7日(土)にセレナホールで開催する予定です。今回のテーマは「頭頚部の疾患」を中心に、北陸中央病院の脳外科・二見Dr、耳鼻科・丸山Dr、歯科・式守Drのお三方に講演を依頼しています。どうぞお誘いあわせの上で多くの皆様にご来場頂ける事を期待しています。今年も、「診療は地元を中心にローカルに、発信は世界に向けてグローバルに!」をモットーに頑張って行きたいと思います。
今年の干支であるねずみは、環境への適応能力が高く、コミュニケーション能力に長けていると言われています。その干支にちなんで、今年は例年以上に小矢部市医師会の先生方ともしっかりとコミュニケーションを取り、さらに顔の見える良い関係を築いて行きたいと思っています。また、患者さんにとっては、訪問しやすい敷居の低い病院となれるように、職員一同努力します!
最後になりましたが、地元住民の皆さんや公立学校共済組合員の皆さんにおかれましては、来るべき1年が健康で幸多き年となりますことを祈念致します。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。                     
  (2020年元旦)