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病院長 新年のご挨拶

更新日: 2021年1月1日


新年のご挨拶


 皆様、あけましておめでとうございます。令和2年はコロナで始まりコロナで幕を閉じた苦難の1年でした。明けて、令和3年のお正月、いかがお過ごしでしょうか? このお正月を契機に、コロナで落ち込んだ心身を新たにリセットして、希望を持って令和3年をスタートさせたいと思います。そのためにも、1日も早いワクチンの接種が待たれますね!
 令和3年は1年延期された東京オリンピックが開催される年でもあり、日本にとっては大きな節目となる年です。自分は1964年開催の東京オリンピックをリアルタイムで経験しましたが、またあの感動を味わえるのかと思うと、今から7月の開催日が待ち遠しいです。ただし、本当にオリンピックが開催されるかどうかは、これからのCOVID-19の終息状況にかかっていますが、、、
 昨年9月に発足した菅内閣については、高い支持率でスタートしたはずなのに、たった3カ月後には「Go To」事業をめぐる迷走で、著しい支持率の凋落を見ました。切迫した医療の現場からの悲痛な叫び声にも耳を傾けず、アクセルとブレーキを同時に踏むと揶揄されるチグハグな「Go To」事業をギリギリまで止めず、COVID-19感染症の第3波に対する対策が後手後手になっている感が強く、これでは前首相と何も変わらないと評価された結果が、支持率の凋落として表れたのだと思います。今後はウイルスの拡散に加担などせず、強いリーダーシップで的確な対応策を国民に示さない限りは、支持率の回復は難しいように思います。
 このように、ヒトはCOVID-19との厳しい闘いを余儀なくされました。イギリスではコロナ変異種が急速拡大しているようで、憎きコロナはヒトをさらに困らせています。その一方で、ニワトリは鳥インフルエンザの猛威に遭い、過去最大級の殺処分がされた1年でもありました。ヒトも動物もウイルス感染症におおいに悩まされました。さらにニワトリに関して言うと、鶏卵生産大手の元代表から農林水産大臣等を務めた2人に現金が渡ったという疑惑も出ています。鳥インフルエンザと賄賂という二つの大きな問題が噴出し、ニワトリにとっても災難の1年でした。
 北陸中央病院も昨年は、COVID-19の影響をもろに受け、外来患者数、入院患者数、手術数、検査数、人間ドック受診者数などの全てにおいて減少しました。当院は地元住民の皆さんや公立学校共済組合の先生方に支持されて、最近4年間は順調に黒字経営を続けて来たのですが、残念ながら昨年はCOVID-19の影響で、経常収支は大きく落ち込みました。それでも、何とかギリギリ赤字経営に突入することは免れることが出来て、ホッと胸を撫で下ろした次第です。北陸中央病院のような公的病院は、職種の性格上、利潤追求をする業種ではありませんが、進歩し続ける現代医学に立ち遅れないためには、設備や医療機器を更新して行かなくてはならず、最低でも赤字経営は避けなければなりません。そのためにも、地元・小矢部市の皆様や公立学校共済組合の先生方には、今後ともおおいに当院をご利用して頂けることをお願い申し上げます。北陸中央病院のスタッフ一同も、患者さんにとって、訪問しやすい敷居の低い病院となれるように、皆様のご期待に応えられるように、切磋琢磨して行く所存です。
 今年の干支は丑(うし)で、丑年の動物「牛」は昔から食料としてだけでなく、農作業や物を運ぶ時の労働力として、人間の生活に欠かせない動物とされ、勤勉によく働く姿が「誠実さ」を象徴し、身近にいる縁起の良い動物として十二支に加えられた、とされています。その干支にちなんで、丑年の令和3年は、牛のように誠実に生きて、何とか縁起の良い1年になって欲しいと願っています。モ~、コロナはコリゴリですね!
 最後になりましたが、地元住民の皆さんや公立学校共済組合員の皆さんにおかれましては、来るべき令和3年が健康で幸多き年となりますことを祈念して、本稿を終わらせて頂きます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
(令和3年元旦)