医療安全管理指針

更新日: 2015年6月18日


1.安全管理に関する基本的考え方


 北陸中央病院(以下、病院という)の基本理念に基づき、患者・家族の参画を含めた「病院」としての医療の質を考え、患者から信頼される病院を目指す。
 全職員が日頃から安全性の高い医療が提供できるよう自己の役割を自覚してチーム力の強化を図り個人レベル及び病院全体の組織レベルで事故を未然に防止する。
 また、不幸にして発生した事故に対しては、誠意ある姿勢を基本とし迅速に公平で透明性のある対応を行い、再発防止に努める必要がある。
 さらには、「人は誰でも間違える」という人の本質を基に、間違いを誘発しない作業環境や、間違いが事故に繋がらないシステムを組織全体として整備し、安全文化の醸成を図り、安全で安心できる医療を提供する。


2.医療安全管理対策の組織


 病院における医療安全管理ならびに事故発生時の対応について、組織全体が効果的・効率的に機能するように、以下の組織を設置する。
 医療安全管理室長(副院長)を委員長とする「医療安全管理委員会」を、毎月1回定期的に開催して、医療安全管理の重要事項を審議決定する。また必要時には臨時に開催する。
 医療安全管理委員会の決定事項は、医療安全管理室長、医療安全管理者、リスクマネージャーを含む室員で組織する「医療安全管理室」が実施し、また、各部署においては「リスクマネージャー」が中心的な役割を担う。
 医薬品及び医療機器の安全使用のため、「医薬品安全管理責任者」ならびに「医療機器安全管理責任者」を配置して、医薬品業務手順の明確化ならびに医療機器保守点検の計画実施等に当たる。
 万一、医療事故が発生した場合には、直ちに病院長が医療事故対策委員会を設置し、事実関係の調査等を行う。


3. 職員の研修


 医療の安全管理に関する意識の高揚及び医療の質の向上を図るため、全職員に対し医療安全管理に関する研修を年2回以上行うほか、新規・中途採用者に対する研修など必要に応じて行う。


4. 医療安全確保、改善のための方策


 各医療現場での「ヒヤリ」「ハッ」とした経験や事故の全情報を、医療安全管理室に収集し、原因の分析及び改善策について検討を行い、その結果を全職員に情報提供することにより、事故発生の再発防止を図る。


5. 医療事故等発生時の対応


 医療事故発生時には、医療上の最善の処置を行うことはもとより、病院長は、必要に応じて「医療事故対策委員会」に事実関係の調査を指示し、その報告を踏まえて、患者及び家族への説明等に誠意を持って対応する。公表にあたっては、患者のプライバシー保護に十分配慮して対応する。


6. 患者からの相談への対応


 医療安全に関する患者からの相談や意見については医療安全管理者を含む複数人で適切に対応する。また、相談等により患者や家族等が不利益を受けないよう努める。


7. 患者との情報共有


 患者との情報共有に努め、診療録の開示請求があった場合は、診療情報の開示に関する規定等に基づき対応する。
本指針は、院内掲示や病当院インターネットホームページに掲載し、閲覧の求めがあった場合にはこれに応じる。


8. 医療安全の推進


医療安全の推進のため、随時「医療安全管理マニュアル」を整備して、全職員への周知徹底を図る。また、このマニュアルの改定・見直し等を随時行う。


平成13年 6月 作成
平成20年12月 改正
平成21年 4月 改正
平成27年 5月 改正

北陸中央病院医療安全管理委員会