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臨床研究に関するご案内

                                                 2018年12月7日

金沢大学との共同臨床研究のご紹介
「生活習慣病に対するオンライン保健指導サービスの構築と行動変容への検証研究」

                               金沢大学医学部附属病院助教
                               公立学校共済組合北陸中央病院内科医師  大家 理恵

―特定保健指導とは?現場の課題―

特定保健指導では、おなか周りが大きめで血圧や脂質に軽い異常が見られる場合に、保健師または栄養士が面談して一緒に行動目標を立て、6ケ月後に達成状況をお聞きしています。「体重のグラフが少しずつ下方へ向かうのが励みになった」という感想を頂き我々スタッフもうれしく思うことがある反面、困難もあります。対象者の多くが働き盛りで、お仕事やそのストレスを抱えながらの取り組みなので継続が難しいのです。実際、当院の特定保健指導で6ヶ月間の記録を続けてくださる方の割合は約半分。減量や運動の必要性はわかっているけれど継続は難しいというのが現場の課題と言えます。

―体重や歩数、血圧を楽しく便利に記録ー

日々の体重や食事の記録を無理なく、楽しみながら続ける方法として注目されているのがスマホに連動する測定機器です。いつでも記録が可能で、記録された歩数や体重、血圧値はグラフで“見える化”されます。近年進歩した人工知能による画像解析で食事を判別し栄養評価が得られます。記録の主体はご自分ですが、家庭や職場で、いつでも記録する条件を整えることで、何気なくやり過ごしている生活の中で気づきと変化をもたらすのではないかと期待しています。

―スマホが苦手という方にはー

スマホは苦手という方には、連動しないタイプの自宅用の血圧計と体重計だけを本研究事業でお貸しすることができます。日々の生活をコツコツ記録するには紙媒体の方がいいという方に向いています。どのような方がどのような方法で行動変化が起こりうるかを観察させていただきたいと思います。

―将来の生活習慣病管理―

将来、スマホや通信機器が生活習慣病分野にも普及することによって何が変わるでしょうか?人的コスト削減や効率化だけではありません。自分の検査データを自分で記録・管理し、それに基づいて治療方針についても自分の意見が言いやすくなります。糖尿病や高血圧のような生活習慣病は疾病を持ちながらもその人に合ったやり方で付き合っていく期間が長くあります。年余にわたる慢性疾患との付き合いにおいて、ご本人が主体となって治療に参加していただけるような仕組みに少しずつ近づけたら幸いです。

―お申し込み窓口―

治療に参加いただけるのは 北陸中央病院で特定健診を受け、保健指導の対象となった方(すでに服薬中の方は除かせていただきます)です。研究参加による料金や検査の追加はありません(半年後に脂質採血に協力して頂くことがあります)。「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づき、個人情報は厳重に保護する体制をとっています。ご興味のある方は気軽にお問い合わせください。



北國新聞に掲載されました


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Kanazawa-SLIM Study事務局
E-mail dm2ken@icloud.com
富山県小矢部市野町123 公立学校共済組合 北陸中央病院 
健康管理センター(ドック棟)内
Webサイト http://k-slim.w3.kanazawa-u.ac.jp
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内科



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